2026/08/06 10:19
高知県には「やまもも」というこども詩集があります。
小学生から中学生までの詩を集めて1冊の本として販売されています。
1年に1冊。今回で50集目。1977年(昭和53年)から発行されてきました。
そんな「やまもも」ですが、50集目「みんなにあげたい」で幕を閉じることとなったようです。
高知の人間ではないわたし(吉田)にとっては馴染みのないものですが、梅川から「やまもも」のことを聞き、この詩集を手に取って、読んでみると、とても惹かれるものを感じました。
その土地の言葉(お国言葉)のまま綴られた詩がたくさんあって、
くすっと笑えたり、びっくりしたり、ちょっと寂しくなったり、元気が出たり、感心したり、共感したり、この詩に込められた素直な言葉、気持ちがまっすぐに入ってきます。
はじめての かんじ
はじめて かんじを ならったよ。
ずっと、たのしみに
していたんだよ。
一と二と三を、ならったよ。
かんたんだと おもったけど、
むずかしかったよ。
一ばんむずかしかったのは、
三だよ。
すこしづつ、
ぼうのながさが、ちがうんだよ。
かんじを かんがえた人は
すごくあたまがいいな。
(小学一年生の詩です)
土地ならではの事柄もたくさん詩にしてありますので、ここにいればわかるけど、ここにいないとわからない。
様子がうまく伝わりづらいこともありますが、
それを軽く飛び越えて、言葉のもつ体温が私たちを自由に楽しませてくれる詩集です。