blanc

裁断、各パーツのアイロンは終わっていたので、順調に次の工程へ。カフスづくり、前立てづくり、襟づくり、ポケットなど。

各パーツをアイロン、縫製して立体にしていく。途中ロック始末なども挟む。

カフスも前立ても、生地によって難易度がかわってくるので、毎回自分の力を試されていて、試された結果、必ず1回２回はやり直している。角が出ない、丸みがイマイチなど。生地の特徴を掴みながら仲良くやっていくしかなくて、これも焦らずにじっくり取り組むことで少しづづコツを掴んできた。パーツが完成すれば、ボタンホールや袖のあき部分にカンドメをいれていく。

お昼ご飯を挟んで、ちょっと疲れというか飽きというか。こもってつくっていると、やはりそういう類のものはちょっとの時間をつかっても解消していく方がよくて、散歩に出かける。

いつもの川沿いの道を歩き出すと、空き缶が落ちていてちょっと気になりつつも素通りして通過してしまう。

その帰り道。おそらく高校生であろう自転車に乗った男子学生とすれ違って、その前カゴにさっき素通りしてしまった空き缶が入っていた。学生さんが拾ってくれていた。

大人として素通りしてしまった自分がとても恥ずかしくなり反省した。負けてはおれんと、河原の斜面に捨てられていた空き缶を拾ってゴミ箱にすてた。捨てられていた空き缶はお酒だったから、これも大人がやったことなのであれば...

成人の日も過ぎて数日。改めて気づかせてくれた学生さん本当にありがとう。

その後は水玉シャツも良いところまで完成させることが出来た。

オーダーをいただいたお店への納品と、皆さんに見て頂くべく商品撮影などが控えている。

そしてカバーコートの縫製も控えている。