• Home
  • About
  • Blog
  • 2024/12/16 21:38

    12月14日(土) blanc place KOCHI!!を開催。

    2年振りの外出イベント。 そして今までと違うのは誰かが用意した舞台ではないということ。大きなイベントに出れば、多くの人の目に触れて、もしかしたらいっぱい売れちゃうなんてミラクルがあるかもだけど、今はこれで良かった。

    朝の準備、終了後の撤収はなかなか大変で、車の調子が悪く、荷物の搬入後にまた戻ってそこから自転車に乗って会場へ。
    撤収時は、終了時間に合わせて自転車で戻り、車に乗って会場へ。良い運動になったけど、なるべくならやりたくない運動だった。

    会場のコレンスは以前は洋裁学校だったこともあり、板張りの床が軋む。
    心地良い軋み音ではあるけど、階段に「廊下は静かに」の貼り紙があり、
    革靴を履いていた梅川はゆっくりとぎこちなく歩く。

    11時スタート。
    冬の割には窓からの陽射しがたっぷりで、エアコンをつける必要がなく暖かな室内。
    緊張はしていたけど、知られてないのも当然だし、誰もこなくても仕方ないかなと内心強がっていた。
    そんな折、あきらかに人間の重さではない、廊下を柔らかく軋ませる音がした。その方向に目をやると黒い猫がやってきた。
    朝イチの来場客はなんと猫。暖かな陽射しの下で毛繕いをはじめるし、緊張した我々を和ませてくれる出来事だった。
    誰もこなくてもなんて強がっていたけど、やっぱり誰かが来てくれた方が楽しいに決まっている。
    それが猫であっても立ち寄ってくれたことがとてもとても嬉しかった。

    午後。
    ご来場いただいたお客様には本当にありがたく、また我々はつくったものを他の誰かが着ている姿を見る機会がほぼない。
    コート、パンツ、シャツ、帽子、どれを試して頂いても新鮮で、「これで良し」としてつくっていくのですが、同時に「これで良かったのかなあ」とも考えるので、その答え合わせをするような時間が過ぎていくことが嬉しいのですが、緊張の連続でした。

    18時
    blanc place KOCHI !! これにてお開き。
    先にも述べたように、僕はちょっと早めに自転車で戻り、車に乗り換えて会場へ。
    撤収作業中、朝イチで来てくれた猫が、また現れた。
    野良猫なのか、会場のコレンスのどこかの店舗で飼われているのかは不明だけど、いつもコレンスをパトロールをしているような素振りをみせていた。今回の催しは猫にはじまり猫で終わり。

    帰り。
    夕飯は弁当(くいしんぼ如月のチキン南蛮)を食べることにしてゆっくり休むことに。
    (スピッツ の草野さんもおいしいと言っていた。「あれはムネ肉だねえ」と)
    久しぶりの催しだったし、気分も高揚していたので布団に入っても眠れないかなと思っていたけど、
    自転車を全力で漕いだ疲れが一気に来てぐっすりと眠った。